嚥下障害者への食事介助は、窒息事故という危険が伴う。痰の吸引よりはるかに危険である。しかし、介護の現場では食事介助を短期間の研修で資格を習得できる2級ヘルパーが行わざるをえない。医療職が少ない介護施設でも同様である。老健や特養など重度要介護者が多数入所している施設でも窒息事故が多発しているのではないかと推測する。