それも活性酸素生成の抑制と、DNA修復能の高さで説明可能である可能性が高いだろう。アルキル化剤のようなDNAに直接付加体形成する化合物に対しては耐性が変わらないのも当然かもしれないが興味深い。

ではどうして昆虫では活性酸素によるDNA障害が起きにくく、修復系が発達しているのだろうか? 推測の域を出ないがこの論文はその問題について考えるヒントを与えてくれていると思う。