助細胞でつくられるたんぱく質に注目。少なくとも2種類のたんぱく質が花粉管の誘引物質として働くことを見つけた。

 花粉管をおびき寄せる性質から「ルアー1」「ルアー2」と名付け、助細胞でこれらのたんぱく質ができないと、花粉管が卵細胞へと伸びないことも確かめた。

 こうした誘引物質を使えば、植物の受精を人工的に制御できる可能性がある。