図7「ケータイの絵文字はどこまでズレるのか」(出典:『Mac OS X文字コード問題に関するメモ』3月6日付エントリ)(※画像をクリックすると拡大します)

 ここで挙げられているうち、ソフトバンク「表情(ぽっ)」→NTTドコモ「うれしい顔」、同じくNTTドコモ「うれしい顔」→KDDI「てれてれ」の2カ所が本来の一対一対応でない「片道だけの変換」です。これが介在した結果として、最初は発熱した表情を表す「熱」だったものが、変換を繰り返すうち最後は安堵を表す「ほっとした顔」にまで意味がずれてしまうわけです