火災保険を中途解約すると、未経過期間分の保険料はほぼそのまま戻ります。たとえば上記の契約を、契約から5年後に解約した場合、25年分の約68万円が戻ることに。契約後15年なら半分ほど、つまり40万円程度の保険料が戻るわけです。
 火災保険は巨大災害リスクをカバーするものですから、保険料を安くしたいがために必要な補償まで削ることはもちろんお勧めしません。ただパッケージ補償が基本の火災保険には、リスクに見合わない補償がセットされていることも珍しくないので、チェックする価値はあります。シンプルな補償にすれば分かりやすくなりますし、合わせて保険料を抑えることもできるのです。