サリドマイドには「血管新生阻害作用」があることがわかった。これは胎児に対しては手足の毛細血管の成長をさまたげ奇形を発生させる原因となっている可能性がある。

 最近、サリドマイドが多発性骨髄腫の治療薬としてとして再認可されましたが、新しい血管の成長を阻害することでがん組織(骨髄)への栄養供給を絶つことが制がん効果の理由だとすると、つじつまが合う話だと思います。