アフリカ東部では13万5000年?9万年前に干ばつに襲われたことがこれまでの調査で明らかとなっており、研究グループでは人類はこの干ばつの結果、人数的に少ない集団に分離することを余儀なくされ、少数の集団に分離した人類は7万年前には絶滅寸前の状態にまで個体数が激減。しかし、絶滅の危機をなんとか生き残った人類は再び集団を作り、他の大陸への移住を試みることで人口は拡大し、現在に至る繁栄の基礎を作ったと推論している。