その仕組みをNA-VR1000の例でごく簡単に説明してみよう。

 まず、冷媒(代替フロン)の圧縮側(高温部)で約65℃の温風が作られる。この温風で洗濯物を乾燥させる。

 次に、洗濯物の水分を受け取って湿った空気は、冷媒を拡張した部分(冷却部)で冷やして湿気を液体に戻し、除湿・乾燥する。

 そして、除湿・乾燥した空気を再び圧縮側で温風に換える。