その方程式とはずばり、「まあまあ欲しい人が10人<要らない人が9人+絶対欲しい人が1人」である。

 「10人の消費者全員が『まあまあ欲しい』と言う商品Aと、10人中9人は『要らない』と拒否するが1人は『絶対に欲しい』と熱望する商品Bがあった場合、どちらの商品がヒットの確率が高いと思いますか」と宮本社長は言う。