一部の3リットルV10エンジンは980馬力以上を生み出し、ターボエンジンが禁止されて以来、決して到達できなかった1,000馬力という数字に近づいていた。FIAは、これを規約変更の兆候と考えた。というのもモンツァでの時速370kmはドライバーにとっても観客にとっても危険と見なされたからである。最大排気量は2.4リットルに引き下げられ、シリンダー数は8本になった。さらにFIAは、支出競争を終わらせるために、翌年からエンジン凍結を実施すると規定した。