論文全文は有料なので読めないものの、森崎氏のブログによると次の知見が得られたとのことです。まず、ソフトウェアそのものについての影響を一部引用します。

* TDDを実施した場合に、コーディング(実装)の時間が16%増えた。
* TDDを実施した場合に機能テスト(ブラックボックス)で不具合を検出するテーストケース数が削減された(不具合を検出したテストケースが18%減少)。
(追記:正確には「"they passed 18% more functional black-box test cases."」とありますので、TDDアリではパスしたテストケースの数が18%多かった、ということのようです)