金属面や塗装面は、必要に応じて水アカクリーナーやコンパウンドでコンディションを整え、
ワックスやコーティング剤で保護するのが唯一無二のケア。

金属同士の摺動部というのは、具体的にはブレーキ&クラッチレバーの軸部、
クラッチワイヤー、ブレーキ&シフトペダルの軸部、ドライブチェーンといったところ。

レバーとペダルは、必要に応じて一度分解し、
古いグリースや汚れを落としてから新しいグリースを塗って組み直すのが基本です。

クラッチワイヤーは、ワイヤーインジェクターという専用工具を使って内部にしっかりグリースを注入します。

チェーンは、必要に応じてクリーナーで汚れを落としてから、
新しいグリースをスプレーします。

チェーンに関しては、クリーナーもグリースも必ず専用品を使ってください。

電気系統に関しては、ノーマルのままであればまず問題ありませんが、
もし自分で回線を加工している場合は、その部分の防水性を確認してください。

必要に応じて絶縁テープを巻く、
液体パッキンで包んでしまうといった対策を施しておきましょう。