研究チームは個体同士のコミュニケーションに使うフェロモンを嗅ぎ分ける遺伝子に着目した。シーラカンスは魚特有の魚類型遺伝子に加え、哺乳類や両生類などで知られる動物型遺伝子も備えていた。

 シーラカンスヒレに筋肉と骨があり、魚類と陸上動物の形態を併せ持つ。その中間の形態を遺伝子でも裏付けたとしている。現在は海に生息するが「魚類が陸上生活に移行していった進化の過程を知ることができるのではないか」(岡田教授)とみている。