オーストラリア国立大学のIan G. Morgan教授らは、日本や中国、香港、韓国、シンガポールなど東アジアと東南アジアで近視が多いのは、過度の勉強や遺伝的なものではなく、屋外で日光を浴びる時間が短いためだとする論評を、英医学誌「Lancet」(2012; 379: 1739-1748)に発表した。これらの国々では、都市部に住む高校生の8?9割が近視という。