超音速試験機の機体は全長約8mで、衝撃波の発生タイミングを分散するような形状に設計されている。こうすることで地上に伝播するまでに統合しにくくなり、N字形波形の高さを抑える(ソニックブームを低減する)ことが可能になる。具体的には、機体下面が先端から後端に向かって波打つような形状になっている。膨らみは大きく3つあり、その3つの膨らみの長さは先端から後端へと徐々に小さくなる。