有史以前の動物の多くは、腹部を守るためのガストラリア(腹骨)を持っていた。それはいわば、第二の肋骨のようなもので、お腹を守るだけではなく、腹部の筋肉と他の組織を繋ぎ合わせる役目も果たしていた。



 ティラノサウルス・レックスのような獣脚恐竜にもガストラリアがあった。プテロサウルスやチャンプソサウルスもだ。始祖鳥にもガストラリアはあったが、現代の鳥類には存在しない。