国立成育医療研究センターの研究グループは、風疹ウイルスが妊婦から胎児にへその緒を通して感染することから、生後も保管されているへその緒からウイルスを検出できないか調べました。その結果、先天性風疹症候群と診断された生後3か月から31年たった6人のへその緒から遺伝情報を伝えるRNAを抽出し調べたところ、すべてから風疹ウイルスの遺伝子が検出されたということです。