まずは妊娠中絶の恐怖からはじめよう。知人に経験者がいるが、これは本当に壮絶だった。前日に子宮口を広げるために海綿を入れる、という話だけで股間が干上がった。実際、激痛を伴う上、手術当日も下半身麻酔のため、胎児が掻き出される瞬間をリアルタイムで体験できるというオマケつきである。これを臨場感たっぷりに耳元で聞かせた後に、スパイスとして性病の恐怖を添える。エイズをはじめ、さまざまな病気を「家庭の医学」片手に解説していくというテイだ。

最後に「というわけで、セックスはしてもいいけど、覚悟はしてね。自己責任でね。金品を貰うのもいいけど、そんなに楽しちゃうと、将来月給20万の会社員なんかバカらしくてできなくなっちゃうわよ。かといって、女の価値は年々下がるんだから、いつまでも売春してられないし。あーあ、大変」と締めくくれば完璧である。