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表1 胃洗浄の適応が見直された主な理由  「急性中毒診療ハンドブック」(上條吉人著、医学書院)より抜粋
・ 胃洗浄の除去効率は個体差が大きく、時間経過と共に除去量が減少する。
・ 胃洗浄によって予後が改善するというエビデンスがない。
・ 胃洗浄によって喉頭れん縮、誤嚥性肺炎、食道または胃の損傷、気管内への胃管の迷入などの合併症が有意に増加する。
・ 経口摂取による急性中毒では、胃洗浄を施行した後に活性炭を投与するよりも、活性炭の投与のみで十分であるとされる研究が多い。