• Nature誌3月30日号に。ふむふむ。

賢い子供は脳みその量ではなく、成長期に灰白質が熱くなったり薄くなったりするスピードに関係があるらしい。IQの高い子供の場合、幼少時は大脳皮質が比較的薄かったが、7〜11歳の間に急速に厚くなり、厚さがピークに達する時期は並みのIQのの子供よりも遅かった。
この遅れのおかげで、高度な思考を担う回路が育つ時間的余裕が生じるのだろう。こうした賢いこの大脳皮質は、10代終わりに薄くなるのも速い。脳が効率を上げるため、使わない神経結合を整理した結果と考えられる。