通常の治療は尽くしていたので、Eddy氏は、古代シュメールの医師たちが用い、ユダヤの律法およびその解説をまとめた書物『タルムード』で紹介され、ギリシアの医学者ヒポクラテスにも絶賛された方法を試してみることにした。ハチミツを使った治療だ。Eddy氏は、ハチミツに浸したガーゼで傷口をくるんだ。すると、わずか2週間で潰瘍が改善し始めた。黒く変色した患部はピンク色の肉に変わっていった。そして1年後、この患者は歩けるまでに回復した。