中級以上のPCユーザーにとって選択肢の一つとなり得る完成度を誇る、国産のバイナリ?テキストエディタ「Thebe」がリリースされた。バイナリとテキストを一ツールで扱える、エンコード絡みなど各種設計が極めて通好みなエディタだぞ。

「GRViewer」は、いわゆる「見開き表示機能を搭載した画像ビューア」、つまり漫画を読むのに最適化された漫画ビューアツール。SUSIEプラグインに対応しているので自分で対応形式を増やせるし、画像を表示しながら次の画像の読み込みをバックグラウンドで行うことで切り替えを一瞬で行う先読み機能、ルーペ機能など、漫画ビューアとしての標準的な機能は全て搭載済み。Vistaチックなアドレスバーも、大量のマンガをHDDに溜め込んでいる人にとって非常にポイントが高いだろう。また、お気に入りの管理や検索なども充実しており、例えば漫画全巻を一つにまとめた圧縮ファイルの中の各巻をお気に入りに登録しておくこともできるし、検索は正規表現にも対応済みだ。今後のバージョンアップにも期待しつつ概要を紹介しよう。

「Returnil Virtual System」を有効にすると、システムパーティション(Cドライブやレジストリ)への全ての書き換えが仮想化される。このため、仮に危険なexeやActiveXを踏んでも、実体システムの書き換えが行われなくなるから安全……なのだが、さらに重要なポイントは、「書き換えが遮断される」のではなく、「仮想化される(仮想的には行われる)」という点。単純に遮断するのでは、例えば「見つけたActiveXを試す」ことが不可能だが、仮想化なら話は別。