具体的な処理は、プログラムをダウンロードして確認してみてください。たいして難しい処理は行っていません。データベースにデータを登録したら、あとはいろいろなクエリーで情報を確認します。.NET Framework 2.0 の最初のバージョン(RTM [ 2.0.50727.42 (RTM.050727-4200) ])と、SP1(SP1 [ 2.0.50727.1433 (REDBITS.050727-1400) ])で 5つくらいのアセンブリを比較したところ、数百個のクラスの追加、数千ものメンバの追加があることがわかりました。

バージョンアップでクラスやメンバが追加される、それはいいのですが、なんと、無くなっているものも結構あることがわかります。そのほとんどは、 Private なクラスやメンバなので、ほぼ影響はないと思いますが...。データベースを作成するクエリーと、今回作成した ILReader をダウンロードできるようにしておきますので、みなさんも、ぜひ自分自身の目で確かめてください。

なお、旧バージョンで存在しているクラス・メンバに、新バージョンで追加されたクラス・メンバを足し、削除されたクラス・メンバを引くことで、新バージョンのクラス・メンバの数となる...はずですが、どうにも計算が合いません。完全一致でクエリを実行しようとすると、ものすごい時間がかかるため、ちょっと手抜きをしています。そこが問題なのか、それともアプリケーションにバグがあるのか、本来、こんな中途半端なプログラムを公開するのはよくないのですが、とりあえずということで。「ここおかしいよ!」といったご指摘がありましたら、ご連絡をいただけるとうれしいです。