• 前にもそんな話題があったような。

物語は舞台の上手(かみて)から下手(しもて)、つまり右から左に進むのが洋の東西を問わず一般的。映画などでも、主人公は上手の右、敵役は左にいる。主人公は右から入場し左へと退場していく。つまり、物語は「←」と右から左へ進行する。縦書き右綴じな日本の漫画は「←」で右から左に物語が進むが、横書き左綴じの西洋の漫画は「→」と左から右に進む。日本の漫画は左右が映像のロジックと一致しており大変読み易いと言える。

しかし、ゲームは「→」と左から右へ進行する。スーパーマリオブラザーズを始めとする横スクロールアクションやグラデュウスなどの横スクロールシューティングにおいて自機は右を向き、「→」と左から右へ進む。格闘ゲームなども1Pは左側で必殺技も右に出る(キャラ右向き時)。映像のロジックで考えるとゲームの進行方向は左右が逆になっている。これは何に起因するのだろう。