この記事によると、広島大発のベンチャー企業「ツーセル」が、2004年に広島大大学院医歯薬学総合研究科の菅井基行教授らが2004年に世界で初めて発見した酵素を使って、虫歯を防ぐ歯磨き粉やガムを商品化することを目指しているそうです。

この酵素は口内にあるサリバリウス菌などの「善玉菌」を残したままミュータンス菌などの虫歯菌だけを溶かす性質を持ったもので、ラットでの実験の結果、口内の虫歯菌が20分1にまで減少したほか、完全に死滅したケースまであったとのこと。