岩田少年は東京工業大学に進学、情報工学を専攻します。プログラミングを勉強するのですが、札幌で友達に自分の作ったゲームを見せては喜ばすというわくわく感がない日々。。そんな岩田君の足は、池袋の西武百貨店のパソコンコーナーに向かっていました。そこは、プログラミング好きが自分の腕を披露しあい、自分の腕を磨いていた「プログラミング道場」のような場所だったのです。

ここでも持てるプロミング能力を存分に発揮し、一目置かれる存在となっていた岩田君。そしてそのお店でアルバイトをしていた店員が岩田君に声をかけます。

「こんど会社を立ち上げるんだ。その会社でプログラマーやらないか。」

この会社が秋葉原のマンションの一室にあった「HAL研究所」。岩田君はバイトという名の「HAL研唯一のプログラマー」として会社に居座るようになります。そして寝食を忘れてプログラミングの日々。