は『ジャンプ放送局』が終わった理由は、ハガキによる投稿文化が下火になったこと、マンネリ化したことにより「人気が落ちたから」だとずっと思っていたのですが、この対談を読んでいると、最大の要因は「さくまあきらさんの体力的な限界」だったようです。
 半分趣味のような形ではじめた『桃太郎電鉄』シリーズが人気となり、ゲームデザイナーとしての仕事が忙しくなったため、というのは、あの堀井雄二さんと同じパターン。僕は堀井さんが『OUT』(注:ここは初稿では『ファンロード』と誤記していました。申し訳ありません)という雑誌の読者投稿のページを担当するライターだった時代(あるいは、ジャンプのファミコン記事を紹介する「ゆう帝」の時代)を知っているのですが、あの人がこんなに有名なゲームデザイナーになるなんて、今でもちょっと信じられないような気がします。