しかし1980年代に中国北部で、6500万年以上前の地層を発掘していた古生物学者が、羽の生えた恐竜の化石を複数発見した。これらは空を飛ぶことができなかったことは確実だと考えられており、いくつかの種は、従来の恐竜の概念からかなりかけ離れた外見をしていた可能性もあるようだ。また羽毛は当初、空を飛ぶためではなく、体温を保つとか、体を美しく見せるとかいった役割を担っていた可能性がある。