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最悪の対応方法に走ってしまった、というのが、文字コード専門家としての筆者のいつわらざる感想である。

 この方法では、会社の数が増えれば、その2乗の数の対応表が必要となる。しかも、相互互換性がまったく保証されない。本来、このような変換をする場合には、中心となる仮想的な文字コードを1つ定めて、その中心的文字コードに対する自社文字コードの対応表を各社1つだけ準備する、というやり方をすべきである。そうすれば、その中心的文字コードUnicodeの対応表を準備することで、インターネットとの接続にも流用できたはずなのである。