貨物列車がカーブにさしかかれば、貨車の動きに合わせてレールも曲がる。カーブが終われば、レール自体の反力で元に戻る。レールは鋼鉄だから曲がらない、という先入観があるけれど、実際はよく曲がるものらしい。もっとも、曲がらなければカーブ区間にレールは敷けないから、既存の線路にあるカーブ程度は曲がらなければ困る。長さ200mに対して、レールの幅は14cm程度だから、イメージ的には"大きな針金"といったところだろうか。