■渋滞させない運転術「右折は1.5秒で」

右折レーンの長さと、右折信号の秒数は、曲がりきれない車両がないように適切に設定しなくてはならない。(中略)

右折レーンに入った車は、1台につき1.5秒以内で次々に発進していかなくてはならない。もし、自分が先頭から数えて5台目だとしたら、6秒以内に出発できればOKである。


■渋滞の法則「渋滞のし始めは左車線が空いている」

空いているときに、最も車が多く走るのは当然左車線だ。ところが、少し混んでくると、この割合が変わる。皆が早く進みたくて心理的にどんどん右の車線へと移動する。これにより、統計的には左車線が25%、中央車線が35%、右車線が40%という分布になるのだ。したがって、渋滞は皮肉にも一番速いはずの追越車線から始まる。