その後の研究で、日本の両生類の多くは、もともとカエルツボカビ症に対して高い抵抗力を有しているというのだ。どうりで、国内のカエルがケロッとしているわけである(シャレじゃないよ)。
また、日本の固有種であるオオサンショウウオの保存標本をDNA分析したところ、オオサンショウウオには古くからカエルツボカビが寄生していたという新事実まで明らかになったという。
これらの事実から、そもそもカエルツボカビ症の起源は日本、もしくはアジア圏なのではないかという新仮説まで立てられているそうだ。