DarwinTunesでは遺伝的アルゴリズムを使い、音楽の「進化」を研究しているとのこと。実験では4小節の旋律が繰り返される「音楽」を複数作り、「良い旋律」同士を掛け合わせた旋律を作っていくそうだ。この時点で掛け合わせた「親の旋律」は消え、生まれた「子供の旋律」が母集団となり、この中でまた「良い旋律」同士を掛け合わせていくという。「良い旋律」かどうかの判断は人間の耳に委ねられており、各旋律に対してレーティング付けする方法で良し悪しを判定しているという。なお、旋律は正弦波を使って作られているとのこと。

現在では2万7000回を超えるレーティング付けがなされており200世代ほど世代交代をしているとのことで、現在の旋律はなかなか耳に心地いいものとなっている。また、サイトでは一番最初の旋律から現在までの旋律の進化を比較視聴することもできる。