ソ連当局は、放射能を出し燃え続ける4号炉を封印するために、全土から数十万人の兵士や労働者を動員。

 リクヴィダートル(ロシア語で「清算活動をする人」)と呼ばれる人々は、当初は無防備で、その後は形ばかりの鉛の防護用具を身につけながら、猛烈な放射線のなかで事故処理作業に当たった。

 このビデオは、懸命に事故処理に当たるリクヴィダートルの姿を映し出している。
 彼らの多くはその後亡くなり、あるいは深刻な後遺症に苦しみ続けている。

 撮影したのはソビエトのカメラマンであり映画監督であったVladmir Shevchenko。
 彼自身、この撮影によって大量に被曝し、同年に亡くなっている。