まず「お客様」については、あくまでも三波さんのステージを見に来る「聴衆・オーディエンス」という意味であり、彼の歌を楽しみに聞きに来てくれるファンの人達を指しているとのこと。しかしこのフレーズが知られるようになってから、主に商店や飲食店などサービス業の世界でも広く使われるようになり、「お客様は神様なんだから!」とクレーマーの恰好の言い訳として使われることが多くなってしまいました。このような真意と離れた使い方には三波さんもスタッフも心を痛めていたそうで、それについては「サービスする側を見下すような人たちには、様は付かないでしょう。」と厳しい口調で綴られています。