分かりやすく書きましょう。
デコンプを使わないでキックを静かに踏み下ろしていくと
凄く重くなる箇所があります。
そのままデコンプを握って少しだけ(5cm位)キックを下げるのです。
それからデコンプを離してキックを元に戻して全体重を掛けて
一気にキックと言う訳です。
要するに、キックが重くなったところから少しだけキックを下げてやる
ことがデコンプの使用方法なのですが、もちろん、デコンプなしでも
エンジンは掛けられます。
キックが重くなった箇所でほんの少し力を加えてやれば自然にキックは
下がってきます。で、同じようにキックを戻して踏み込むと実に軽く
キックは踏み下ろせるということになります。
トラのキック仕様はデコンプが付いてないのでこの方法を使わないと
通常エンジンはかからないのですが、BSAのビクターにはデコンプが
付いておりました。
これはちょっと意外でしたね