点眼薬でドライアイの症状が改善しない場合、ほかの治療選択肢として、涙点プラグがある。これは涙液の9割が排出される涙点(図1)をシリコン製などのプラグで塞ぎ、涙液が流れ出さないようにする治療法だ。人工涙液には含まれないミネラルなどが含まれた自身の涙液で眼を潤すため、涙液分泌減少型ドライアイには効果が高い。