なるほど。するどい。

今回発見されたオルニトミムスは、進化の過程で一度も飛翔に関わっていないため、飛翔や滑空という目的であるとは考えられず、また、この恐竜は植物食であることが知られているため、獲物の捕獲ということもないと考えられた。さらに、オルニトミムスは幼少期から走行性に優れているにも関わらず、幼体に翼がないことから走行のバランスも排除され、この結果、、翼は本来飛翔のために開発されたものではなく、繁殖行動(個体識別のためのディスプレイや抱卵)に起源を持つことが結論付けられたという。