シェパードトーン(無限音階)

2003/4/6 平野拓一 (東京工業大学

シェパードトーンについて

ピアノの鍵盤などをドレミファソラシド・・・と弾けば音の高さ(ピッチ)はどんどん高くなり、そのうちそれ以上高い音を出せなくなってしまう。ところが、オランダの版画家エッシャー(1898?1972年)が描いた無限階段のように数個の音で無限に音が高くなり続けるように知覚的に感じる音階を作ることができる。それは考案者R.N. Shepardの名前を取ってシェパードトーン(Shepard Tone)あるいはシェパードの無限音階と呼ばれる[1] (pp.127-129)。