パンスターズ彗星は3月10日に地球に最も近づき、地球と太陽の平均距離を表す1天文単位よりわずかに遠いほどの距離になる。北半球の天文ファンたちは3月7日以降、日没の少しあと、太陽が沈んだ方向にパンスターズ彗星を見ることができる。

彗星を見るには、街明かりから離れた、障害物がなく、雲のない場所を探して、西の地平線のすぐ上を見るといい。彗星は数日後には太陽の光によFって見えなくなるが、3月12日か13日には三日月の近くに再び現れる(カメラの出番だ!)。その後、彗星は3月末まで見ることができ、4月以降には次第に見えなくなる。