岡山市の農業用水路に浮かぶ“水上花壇”で、色とりどりの花が見頃を迎えている。岡山大学が、植物で水を浄化する研究のため、園芸植物「サンパチェンス」を水に浮かせて栽培している。

 植物を植えたかごを発泡スチロールの上に載せて、水に浮かべる。植物は水路の水を吸い上げながら成長し、同時に水をきれいにしていく。

 サンパチェンスは水質の浄化能力が高く、花も楽しめる。種苗会社の協力で、同大学は2008年から研究に取り組んでいる。