学術誌「ネイチャー」上で驚くべき成果を発表したのは、米・カリフォルニア大学サンディエゴ校の分子生物学者リン・ザオ博士や、中国・中山大学の科学者たちからなる研究グループだ。彼らは、白内障の発症が、動物の体内で合成されるステロイドの一種である「ラノステロール」と深く関係していることを初めて突き止めた。