また、離婚した元夫婦が学校を訪れ、子供の親権はどちらにあるのか校長に判定しろ、と迫ったケースもある。父親の方は弁護士を連れてきて専門的な話を次々繰り出し、母親は大声を出して「大変な事態になった」。校長は「裁判所でやってほしい」と思いながら対応に追われたが、「学校が何とかしろ」と言われ続けた。

別のケースでは、使用禁止の約束を守らなかったので教師が子供の携帯電話を取り上げると、「基本料金を日割りで取り上げた日数分払え」と要求してきた親もいた。

法律は関係なさそうだが、次のような要求も実際にあった。

――子供を起こして学校へ連れて行ってほしい。
――子供は熱があってきつそうだけど、自分は忙しいので子供を学校へ行かすから何とかしてほしい。
――卒業アルバムに自分の子供があまり写ってないので作り直せ。