動画共有サイトYouTubeで今、世界貿易センタービルへ旅客機が衝突した際のコンピュータシミュレーション映像が公開されている。この映像は、巨大構造物に旅客機が衝突した際に、その構造物がどのような動きを見せるかを研究しているエンジニアや科学者を支援する目的で制作されたものだが、恐ろしい映像であることに変わりはない。

 2001年9月11日、世界貿易センタービルのツインタワーの北棟にアメリカン航空11便が衝突した。パデュー大学の研究チームは、科学原理や最新のシミュレーションコード、アニメーションコンピュータシステムを駆使し、衝突直後の0.75秒を再現している。