待ちに待った新学期が訪れる。

しかしいつまでたってもマキさんが来ない。

朝礼の時間になり、空席のままのマキさんの机を見つめていると先生が口を開いた。

「実は悲しいお知らせがあります。昨日マキさんは病気のためお亡くなりになりました」

ジミー大西はその時の感情を振り返る。

「あまりにも衝撃的過ぎましたね。