体験版の配信が発表されたのは、シリーズすべてを網羅したプレイステーション2用の「ファンタジーゾーンコンプリートコレクション」収録作品として「 II 」をアップグレードしたリメイク版。「コレクション」やら「アーカイヴス」やら「ミュージアム」といったヴィンテージゲームの復刻企画にグラフィックなどを強化したリメイク版を追加するのはよくある話ですが、今回の「ファンタジーゾーン II」リメイクが 狂っている 変わっているのは現在のゲーム機の性能にあわせて強化するのではなく、「 II 」が家庭用のマークIII向け (後に同一性能のマークIII互換アーケード向け)として登場した当時に、「これが最新のアーケード版で遊べたらなあ」と考えたプレーヤーの願望を20年越しに実現するため、(当時としては最新の) SYSTEM 16基板で動く作品としてファンタジーゾーン IIをリメイクした点。