そこでよりセキュリティに注意したいファイルについては、フリーのオープンソース暗号化ドライブ作成ソフトTrueCryptと組み合わせて使ってみよう。

 TrueCryptはWindowsMac OSLinuxなどのマルチプラットフォームに対応した暗号化ソフトだ。使い方とインストールはこちらの記事も参照してほしいが、基本的な操作は簡単。まず暗号化ドライブの容量を決めて(200Mバイトとか)、暗号化を実行すると暗号化ファイル――例えばsecure.tcなどのファイルができあがる。このファイルをTrueCryptで開く(マウントする)と仮想ドライブができあがる。あとは暗号化しておきたいファイルをこの仮想ドライブに置くだけでいい。