「農夫と蛇」という話で、小学1年生ぐらいの教科書に出てくる。

  ある冬の寒い朝、農夫が道ばたで凍えている蛇を見つける。哀れに思った農夫はそれを懐に入れ、暖めてやる。やがて蛇はめざめ、農夫にガブリと噛みつく。毒にあたった農夫は死ぬ間際にこういう。

  「決して悪人に哀れみをかけてはいけない」