月虹 ―別名ルナボウ(lunar+rainbow)― は、満月一歩手前の月が闇空に42度未満の角度でかかると起こります。あまりに淡い光なので人間の目に備わった色受容体への刺激が足りず、脳にも色は識別できません。なので肉眼で眺めると、まるで白い弧。そのことから日本では「白虹(はっこう)」という名でも親しまれています。