ヤマハは2004年、ドイツの音楽ソフト企業Steinbergを買収し、100%子会社としている(ヤマハ、「Cubase」の独Steinbergを買収)。自社のソフトウェアシンセを同社の代表的な音楽制作ソフトCubaseに組み込んだり、自社から出ているオーディオインタフェースにバンドルしたりといったことは行ってきたが、同社の技術を初めて積極的に活用しようというのが、「クラウドVST」だ。